キムチのシミの落とし方

キムチは美味しい。ご飯と一緒に食べても、ラーメンに入れても美味しいですね。食欲がドンドン進みます。このキムチ、実は服に付いてしまうと厄介な存在。とても頑固なシミになってしまいます。

 

でも、ご安心ください!簡単に自宅で「キムチのシミ」を落とす方法があるんですよ。

 

当サイトでは、自宅で簡単に出来る染み抜き方法を紹介していますが、もし自信がない場合、難しい場合は無理をせずに、クリーニング店を利用しましょう。その場合は「染み抜き無料」の宅配クリーニングが便利で値段も良心的でおすすめです。

 


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キムチのシミの落とし方って意外と簡単!

それでは!

キムチの染み抜き方法を以下に紹介しましょう。

 

キムチのシミを取る場合は

 

①シミ部分に「台所用洗剤」をつけ歯ブラシでトントンします。この時にゴシゴシ擦って生地を痛めないように注意しましょう。

 

この台所洗剤だけでシミが落ちていたら終了です。 (シミが付いて早い段階であればこのパターンあり)

 

 

■まだシミが残っていたら…

 

②シミ部分に「セスキ炭酸ソーダ」を。

 

③更にシミ部分に「酸素系漂白剤」を大さじ一杯分ほどかけます。

 

このセスキ炭酸ソーダアルカリ剤です。酸素系漂白剤にアルカリを加えることでパワーアップの効果があります。

 

④次に熱を加えます。

 

この熱はドライヤーでもOKですが、コップに熱湯を入れ、シミ部分にゆっくりかけ、5分~10分ほど放置させるのが楽ちんでおすすめ。

(ここでヤカンの蒸気を紹介する人もいますが危険です)

 

※デリケートな素材は、熱に弱い場合もあり。色が落ちる場合もあります。全ての衣類にこの方法が可能というワケではありません。例えばデリケートなシルクなどはクリーニング店へ。また、水に弱い素材のレーヨンなども家庭染み抜きに不向きです。

 

キムチの染み抜きのポイント

最後に、アルカリが残ったままだと衣類を痛めてしまうので…

 

⑤「クエン酸 」をシミ部分に流し込み中和します。このクエン酸はスプーン1杯分を水で溶かし、シミ部分にかけるだけでOK。ここは絶対に忘れずに!

 

しみ抜きはココで終了ですが…

シミが残っていたら、②~⑤を繰り返しましょう。

 

もしシミが取れていたら、アルカリ剤を使用していますので、念のために洗濯機で洗うようにして下さい。(中和が不十分だと、後に衣類が黄ばんだり脆化(ぜいか=傷む)場合があります。

 

ただし、家庭で出来る染み抜きには限界がありますので、難しい場合は無理をしないようにして下さい。また衣類の素材や状態によっては、脱色など起きる場合もあります。

 

失敗してはいけない服、また自信が無い場合は無理をせず、信頼できるクリーニング店に依頼しましょう。 

 

■写真で見る!キムチの染み抜き方法

※ここで紹介する染み抜き方法は頑固なシミ全般に使えます。

 

子供服に良くある光景が下の写真。食べこぼしのシミは日常茶飯事ではないでしょうか。

 

ココで紹介する染み抜き方法は、食べこぼしの頑固なシミ全般に使用できます。苺や葡萄など色素の強いシミにも有効です。

 

①台所用洗剤を使う

歯ブラシでトントンする

ここで大切なのは擦らないこと。擦ってしまうと生地を傷めてしまいます。

 

ただし、明らかに丈夫な繊維(ポリエステルなどに多い)では、ゴシゴシしても大丈夫な場合があります。

 

この辺は自己判断になりますが、ゴシゴシした方がキレイにはなりやすいので、素材的に問題ないならゴシゴシしてもOKです。常に生地の状態を見てやるのが大事です。

 

②セスキ炭酸ソーダをつかう

これはアルカリ剤です。この後に使用する酸素系漂白剤をパワーアップする秘密兵器のようなもの。

 

セスキ炭酸ソーダ以外に重曹でもOKです。共に100円均一のお店で売っています。薬局でも、ネットでも売っていますが、100円均一のお店が一番安いように感じます。

 

③酸素系漂白剤をつかう

そして液体の酸素系漂白剤を使用します。

 

ここで注意すべきは「酸素系」であること。間違っても塩素系を使用しては行けません。酸素系漂白剤は液体でも粉末でもOKです。

 

液体の方が使いやすいけど、液体タイプはは弱酸性、粉末タイプはアルカリ性ですので、粉末の方がシミには強力です。でも、セスキ炭酸ソーダを使用しますので、どちらでもOK。私は使いやすい液体タイプを推奨しています。

 

セスキ炭酸ソーダ+酸素系漂白剤

様々な洗濯サイトを見ていると、小皿を使って「酸素系漂白剤」と「アルカリ剤」を混ぜてペースト状にして使うと書かれています。

 

基本的にはその方法で正解ですが、私は直接シミにかけています。理由は面倒だから、洗いモノを増やすのが嫌だから。

 

今まで何百着とこの方法で染み抜きをしていますが、問題が起きた事は一度もありません。ただし、気になる場合は丁寧に小皿を使うと良いでしょう。この辺はやりやすい方法で行って下さい。

 

④熱湯をかける

衣類についたシミを落とす時、ポイントは「漂泊」「アルカリ」「熱」です。

 

ここで熱をかけるのですが、実はココが一番リスクが高い。もし衣類が変色したり、生地が弱まるならこのタイミングで起きる可能性があるので、デリケートな衣類の場合は熱湯はNGです。ぬるま湯にしましょう。

 

熱は熱湯でなくとも、ドライヤーでもOKです。染み抜き本などを見ていると、この方法が一番紹介されていますが、私は好きではありません。理由は時間がかかること、シミ抜き=ドライヤーのリズムになると、ドライヤーが傷みやすいように感じたから。

 

染み抜き専用に安いドライヤーを買うなら良いけど、それも勿体ないと思い、私は熱湯を使用しています。

 

たまに、クリーニング屋がTVなどでヤカンの蒸気で…と紹介している人がいますが、あれはダメです。キケンです。

 

ヤケドのリスクがあり、また熱が強く衣類への負担が高いです。この方法を紹介しているクリーニング屋さんは、家庭染み抜きを分かっていないのではないでしょうか。プロらしいことをしたいだけで中身が無いように感じます。

 

⑤クエン酸をつかう

アルカリを使ったら必ず中和をしなくてはいけません。クエン酸は100円均一で売っています。

 

もしクエン酸が無い場合はお酢でもOKです。要するに酸性のモノをかければ中和になります。お酢はニオイが強いのであまりお勧めではありませんが、この辺はご自由に。もしお酢もない場合は、何度も水で洗い流す必要があります。

 

もし衣類にアルカリが残留していると、後に衣類が変色したり、脆化(生地が傷む)可能性が出てきます。

 

できれば、クエン酸を使用し中和した後も、洗濯機で水洗いするなど、ここは完璧に中和を心がけましょう。

 

染み抜き完了。

ここで染み抜きは完了。ただし、完璧にキレイになるには時間がかかる場合があります。

 

家庭染み抜きは簡単ですが、時間がかかります。やり方は3分で分かる、でも落とすのに30分かかるのはザラです。何処に時間がかかるのかと言えば、熱をかけてから放置する時間、また②~⑤を繰り返す所です。

 

家庭染み抜きは根気が必要です。

 

 

この手間が嫌であれば、素直にクリーニングに出すのが良いでしょう。

 

食べこぼしのシミであれば、殆どのクリーニング店で落とすことが出来るはずです。家庭で出来るレベルのシミは基本的にクリーニング屋さんでは簡単に落としてくれます。やはり専用の薬剤、専用の機材、また経験値が違うから当然ですね。

 

クリーニング店を選ぶコツ

このサイトを作成している私は、過去にクリーニング会社で勤務した経験があり、クリーニング師の資格も持っています。またクリーニング店を指導した経験もあります。この業界に関しては詳しい方だと思っています。ここで書いている事が全てではありませんが、クリーニング店を利用する時に大切な目線の一つです。宜しければご参考下さい。

 

 

クリーニング店を選ぶポイント

クリーニング店を選ぶ時は、どこを見たらいい?

 

特殊なシミがある場合をのぞいては、便利性の良いクリーニング店が良いでしょう。これは私個人的な見解ですが個人店よりチェーン店を選びます。それは衛生面での管理が、個人店よりチェーン店の方がキチンとしているように感じているから。

 

もちろん一概には言えません。でも、私はそう捉えています。

 

ポイントとしては、店舗の清潔さはチェックすべき部分。クリーニングの店舗は、クリーニング前の汚れた衣類、クリーニング後のキレイな衣類が両方おかれています。その両方の距離は絶対にチェックしておくべきです。

 

個人店はここが雑な場合が多いのです。個人店でココがキッチリ出来ているのであらば、それは間違いなく信頼できますね。

 

それの何が問題か?ダニです。

 

お客さんが持ち込んだ衣類は様々です。汚れた衣類、シミだらけ、カビの生えたもの、おう吐(これは衛生上洗えません)の衣類を持ち込む非常識な人もいます。またダニ、衣類を食べる虫が付いている事も頻繁です。

 

洗濯後の包装された衣類が、これら洗濯前の衣類と距離が近い場合、私はダニが付きそうなので絶対に利用しません。心配し過ぎかもしれませんが、店舗を見てゾッとする事が多いです。

 

清潔感のある店、空間に余裕ある店がいい!

もしクリーニングを出すなら、店舗が狭い店ではなく広い店がイイでしょう。そしてレジ周りなどを見てホコリが少ない店。このような店は普段から掃除もしているのでダニも発生しにくいです。

 

これらは比較的ですが、個人店よりチェーン店の方が出来ています。

 

洗いの技術は、個人店もチェーン店も大差ありません。個人店は「手仕上げ」をPRしているけど、それは機械を入れる資金がないだけのこと。手仕上げが良いとは私は思わない。逆に機械の方がキレイな場合が多いのです。

 

でも、近所にどの店が良いのか?分かりませんよね。探すのも面倒です。

 

そこで私が利用しているのは「宅配クリーニングのリネット」です。公式サイトをみても清潔感が分かりますし、実際に使って印象も悪くありません。安心して利用出来るのが良いですね。

 

ここは染み抜き料金も無料です。普段の衣類は、このクリーニング店を使うのが本当に便利です。

 

ただし、特殊なシミは専門ではないので、そのようなシミは別の店に出しましょう。



特殊なシミが付いてしまった場合

特車なシミとは、例えば白髪染め、ペンキ、工場の黒ずんだ油、変色、コテコテに黄ばんだ服など…

 

これらは「染み抜きを専門」にしているクリーニング屋さんに出すと良いでしょう。これは個人店が多いですね。

 

特殊なシミ = 個人店へ

普通の衣類 = チェン―ン店

 

染み抜き専門の看板を出しているのは個人店が多いですが、染み抜き技術も無いのに、宣伝文句だけ立派なお店が存在しているので。この辺は注意が必要です。トラブルになるケースがあります。

 

出す前に「このシミ落とせますか」と確認して出すと良いでしょう。「やってみないと分からない」と返答されるのが9割ですので、その時は「落ちない時は染み抜き料金は返金されますか?」と確認すると良いでしょう。

 

ただし、「落ちない場合は完全に無料にして」は単なるクレーマーです。シミは落ちなくても、洗濯はされているので、仮にシミが落ちていなくてもクリーニング料金は支払わなくては行けません。

 

要は、クリーニング屋も「染み抜き自慢」の看板を安易に出すべきではないのです。それが信頼と言うものですので。